8月22日,本学人間社会学域は,「第38回 JAPAN TENT ― 世界留学生交流?いしかわ2025 ―」(同開催委員会主催)において,「能登朗読ワークショップ」 を実施し,本学の学生5名と留学生2名とJAPAN TENTからの留学生36名が参加しました。
本ワークショップでは,令和6年能登半島地震で被災した方々の証言をもとに作成した台本を日本語と英語で用意し,本学の学生と留学生が朗読を行いました。その後,参加者同士で感想を共有し,被災者の思いに触れました。
企画を主導した人間社会学域国際学類長の中野涼子教授は,「被災者が経験した葛藤や悲しみ,そして希望を声を通して他者に伝えることで,能登以外の人々にも思いを共有し,能登に寄り添う気持ちを広げたい」と語りました。また,演出家?劇作家のあごうさとし氏に,台本制作の協力とステージ朗読の指導を受けました。
会場には能登出身のホストファミリーや被災した学生も参加し,思いを分かち合うことの重要性が示されました。留学生からは「自国での災害を思い起こし,災害は決して他人事ではないと感じた」との意見も寄せられ,国際的な交流を通じて災害への理解が深まる場となりました。
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朗読について説明する中野教授
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演出家あごう さとし氏による朗読指導
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読み合わせを行う学生ら
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通し朗読